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人材紹介サービスの種類を簡単解説

人材紹介サービスの種類を簡単解説
Submitted by Vipin on

人事・採用ご担当者の皆様。人材紹介会社が提供するサービスにはいくつかの種類があります。お客様のニーズによって最適なソリューションを見極めるのは人材紹介のプロであるコンサルタントの役目ですから、企業の採用担当者が全てを細かく把握している必要はありません。ですが基本を知っていれば採用方針を定めやすくなります。

いざ採用、という段になったときに速やかに対応できるように、ここでは人材紹介サービスの種類とそれぞれの概要をシチュエーション別に解説したいと思います。

採用に関する疑問・質問はMorgan McKinleyへ。
当社の経験豊富なコンサルタントが疑問・質問にお答えします。

今回の採用の目的は、期間限定の課題に迅速に対応することですか?

まず、次の4つの点を考えてみてください。

  1. 短期間で、特定のスキルを持った人材を採用したい YES / NO
  2. ニッチな知識・経験が必要なプロジェクトがあり、プロジェクト期間中だけ働いてくれる人材を採用したい YES / NO
  3. 繁忙期に備えて人手を強化したい YES / NO
  4. 社員が急に長期休暇をとることになり、その間だけカバーが必要 YES / NO

上の質問の答えが一つでも YES なら、まず検討すべきは契約・派遣社員の採用です。

契約・派遣社員を登用するメリットは、即戦力を必要な期間のみ登用できること。登録者のデータベースの中から候補者を選抜することが多く、内定から比較的短期間で入社してもらえるので、ターンアラウンドタイムが短いのも特徴です。

近年では、自由度が高い契約・派遣社員というワークスタイルを積極的に選ぶハイスペック人材も増えています変化に強い組織作りのためにも、有期雇用を活用しない手はありません。

会社の中長期戦略を考える上で発生した採用需要ですか?

契約・派遣社員はニーズに合わないという方。次の4点はいかがでしょうか。

  1. 後継者育成計画の一環として、未来のリーダー候補を採用したい YES / NO
  2. 労働生産性に課題があり、正社員でないと解決できそうもない YES / NO
  3. ポテンシャル人材を教育して、今の組織に足りないスキルを習得させたい YES / NO
  4. 会社の文化や価値観を醸成・強化するのが優先課題である YES / NO

こちらのケースに該当する場合は、正社員の人材紹介サービスを利用するのがよいでしょう。

会社の3年後・5年後に必要な人材ならば、中長期的な雇用関係を結ぶのが理想です。そうすれば会社としても社員のスキルアップや育成にコミットしやすくなります。先行投資した分は、成長した社員が会社への貢献という形で還元してくれるはずです。

正社員の人材紹介には、登録型・サーチ型など様々な手法があります。料金体系には大きく分けて成功報酬型と、着手金が発生するリテーナー型があります。求める人材・スキルの転職市場での需給バランスや採用予算に応じて決めるとよいでしょう。

人材紹介サービスの種類を簡単解説

上記のシチュエーションに該当しなかった方は、次の4点はいかがでしょうか。

  1. 強力な成功体験を植え付けたい、組織に新しい風を吹き込みたい YES / NO
  2. 大規模・大胆な変革をリードする人材が必要 YES / NO
  3. 社員のポテンシャルを引き出し、部署横断的なコラボレーションを促進できる人材が欲しい YES / NO
  4. 幹部が必要だが、社内で昇格させられる適材をいない YES / NO

このような状況ならば、エグゼクティブサーチ(ヘッドハンティング)を利用するのがおすすめです。

エグゼクティブサーチはいわばオーダーメイドの人材紹介。ヘッドハンターが採用企業の置かれている状況や課題、競合の様子などを詳しく理解し、積極的に転職活動をしていない人材も含め、理想の人材をピンポイントでとりにいきます。

経営幹部や重役ポストは滅多に空席にならないのが普通ですが、サーチをする場合は慎重に人選を進めなければならないため、このようなアプローチが適しています。内部登用で充足するのが理想ですが、外部からの人材だからこそできることもあります。特に今のように、変化のスピードが激しい時代には、外の風を吹き込む人事が功を奏することもあるでしょう。

求めているのは、オールインワンのワンストップソリューションですか?

最後に、こんなご状況の方はいらっしゃいますか?

  1. 正社員・派遣など雇用形態を問わず、ソーシングから採用まで、まとめて外注したい YES / NO
  2. 市場環境などの変化を受けて、急に、たくさんの社員を採用しなければいけなくなった YES / NO
  3. 重要プロジェクトがいくつも動いており、採用のプロを複数名迎えて採用機能を強化したい YES / NO
  4. 中長期的に有能な人材を確保する必要があり、タレントプールをしっかり構築しておきたい YES / NO

この場合は、RPO(採用代行、採用アウトソーシングとも)を利用してはいかがでしょうか。

RPOなら、ソーシングから書類選考や面接、社内の調整、オファーマネジメントや内定後のフォローまで、外部企業に委託することができます(もちろん、ニーズに応じて一部業務のみを委託することもできます)。特に大人数の採用を行う場合には、プロのノウハウを活用することで採用業務を効率化できる可能性があります。

なぜならば、まとまった人数を効率的に採用するには強力なタレントパイプラインが必要だからです。タレントパイプラインとは、日頃から優秀な人材とのパイプを築いておいて、採用に備えようという考え方です。そのためには、自社にコミットしてくれる、信頼できる担当者が欠かせません。RPOなら、人材紹介会社のプロが専任で動いてくれるので、有力な選択肢の一つといえるでしょう。

さあ、採用をレベルアップしませんか?

このように、一口に人材紹介といっても、様々なやり方があります。本記事では人材紹介会社が提供するサービスを簡単に解説しましたが、より詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。経験豊富なコンサルタントがアドバイスさせていただきます。