今IT/テックの転職市場で求められているスキル
技術の移り変わりが激しいIT/テック分野では今どんなスキルが熱いのでしょうか?ITやテックの人手不足は今に始まったことではありませんが、需要が高い分野を把握しておけば、中途採用・転職活動を効果的に進められるはずです。
Morgan McKinleyは最新の年収ガイドの一環として、世界の企業が求めているIT/テック・スキルを調査しました。日本でも同じ傾向が見られます。皆様のご参考になれば幸いです。
今世界で求められているIT/テック・スキル
ITリスクマネジメント
先進技術の導入とリスクは背中合わせです。テクノロジーリスクを適切に評価し、積極的に管理・最適化できる人材の需要が高まっています。
サイバーセキュリティ
様々なテクノロジー、プロセス、コントロールを使ってサイバー攻撃からシステムやネットワーク、デバイス、データを保護するサイバーセキュリティ人材は引く手あまたです。サイバーセキュリティ人材の募集条件や資格、サイバーセキュリティ人材確保のポイントは別記事でもご紹介していますのでご参照ください。
セキュリティ・アーキテクチャ
セキュリティを実装するための仕組みや構造を考えるセキュリティ・アーキテクト。サイバーセキュリティ・エンジニア同様、優秀な人材にはたくさんのオファーが集中している状況です。採用においては適切なオファーマネジメントが欠かせません。
Java
Javaは、Webサービスやアプリケーション開発に広く使用されているプログラミング言語です。Web関連企業はもちろん、金融、フィンテックなど幅広いニーズがあります。
データ・アーキテクチャ
年々厳しくなるデータ関連法規制をクリアしつつ、戦略的にデータを活用するためにはしっかりしたデータ・アーキテクチャが欠かせません。データ系の求人の中でも注目度が高まっているスキルです。
React
フロントエンド開発においては引き続きReactの需要が続いています。
DevOps
開発側と運用側の連携を強めるための方法論としてすっかり定着しているDevOps。DevOpsエンジニアはもちろん、SREやデータベースエンジニア、アジャイル変革マネージャー等様々な職種でDevOpsスキルが求められています。業界もIT企業から保険会社、フィンテックなど様々です。
JavaScript
動的なWebページを作成できるJavascriptのスキルは、Webサイトやアプリケーションとユーザーとのインタラクションの向上を目指す企業において20203年も需要があります。
クラウド
クラウドに移行する企業は増え続けています。QAエンジニアからプラットフォームアーキテクト、エンタプライズデータ・マネージャーまで、様々な領域でクラウドの知識や経験が求められています。
人工知能(AI)/機械学習(ML)エンジニア
人工知能や機械学習系の求人は年々増加しており、機械学習エンジニアなどの年収は上昇傾向にあります。日本では自然言語処理や画像認識、音声認識、データマイニングなどの求人が多い印象です。技術系からエマージング・テクノロジー関連のコンサルに転身する人もいます。
ビッグデータ
データ・サイエンティスト、ビッグデータ・アナリストなどで求められるスキルです。Hadoop、HDFS、Spark、Hive、Yarn、Oozie、Kafka、Hbase、Apacheスタックなどの具体的なスキルが求められています。AIエンジニア/MLエンジニア同様、 コンサル需要も高い分野のため、コンサルティング会社に転職する人もいます。
ソフトスキル
上記のような技術的なスキルだけでなく、ジェネラリストスキルやソフトスキルも重要です。特に高く評価されているのは以下のようなスキルです:
- 問題解決能力
- ITが専門ではない同僚と協業・連携する能力
- 自分で学び続ける力
- 規制要件の知識
- 英語などの語学力
いかがでしょうか。Morgan McKinleyでは世界中の企業と優秀なテック人材を結びつけるお手伝いをしています。テクノロジー分野の人材採用のご相談は是非Morgan McKinleyへ。
IT/テックの新着求人・転職情報も随時更新中です。
【こちらもどうぞ】