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エグジットインタビュー(退職時面談)で気をつける点

エグジットインタビュー(退職時面談)で気をつける点
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「エグジットインタビュー」とは聞きなれない言葉かもしれません。社員が退職する際に、基本的には人事部により行われるヒアリングのことです。

退職時の人事との面談といえば、社会保険、年金、離職票といった一連の退職手続きをイメージされるかもしれませんが「エグジットインタビュー」は、そういった事務手続きが終わった、退職直前の社員が対象となります。

それではこのヒアリングの目的は何でしょうか?公式の退職面接では得られない、社員の本音を聞くことが最大の目的です。社員が退職を申し出た場合、所属部門の直属の上司、そして部門長が詳細を聞くケースが大多数ですが、なかなか本音ベースでの回答は得られません。社内での人間関係、マネジメントに対する意見、給与および人事制度、さらに移籍先の情報等を得るには、退職直前の社員に現場以外の、例えば人事部、もしくは必要に応じて外部機関に依頼するのが有効だからです。

外資系企業では年1回のボーナス支払い時期が近づいており、退職を予定される方が多いシーズンです。エグジットインタビューを受ける方は多いですが、これを真剣に捉えている方は少ないようで、人によっては職場の不平不満を憂さ晴らしに伝える場と捉えている方もいます。

では退職する社員の立場で、エグジットインタビューで気をつける点は何でしょうか?

  • 特定の個人に対する意見を述べないこと
  • できるだけ建設的な話をすること
  • 移籍先を伝えないこと

本音ベースでなく、公式意見を伝える場であるとの認識を持つことが大切です。最後に退職を決意するのが難しい判断であったこと、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。

いずれにしても、前向きに送り出してもらえるのがベストです。業界における自分自身の長期的な評判を守るためにも、エグジットインタビューに気をつけなくてはいけません。