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2022年の金融ボーナスは?Morgan McKinley Japan 調査結果発表

2022年の金融ボーナスは?Morgan McKinley Japan 調査結果発表
Submitted by Sayoojya on

2022年1月~4月にMorgan McKinley Japanは毎年恒例となっている金融業界のボーナス調査を行いました。証券・投資銀行、資産運用、商業銀行、フィンテック、保険、コンサルティング業界のフロント、ミドル、及びバックオフィスの様々な部署で活躍する計261名から回答を得ました。ご協力くださった皆様、どうも有難うございました。

主な調査結果:

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2022年(2021年度)のボーナスが出たと答えた人は回答者の83.2%でした。昨年(82.1%)とほぼ同じ割合です。

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実際に受け取ったボーナスの金額について訊ねたところ、2022年の支給額は上昇傾向が見られます。最も多かったのが「基本給の1~2割」を受け取った人(29%)で、これは昨年(26%)とほぼ同等ですが、今年は「基本給の3割以上」受け取ったという人が40%に上りました。昨年の29.8%から10ポイント近い増加です。

また、回答者の約3分の2(63.4%)が、ボーナス額が昨年を上回った、または大きく上回ったとしています。この割合は3年連続で増加しています(2019年度は30%、2020年度は40%)。

一方、昨年から「大幅に減額した」と答えた人はわずか2.15%でした。

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基本給アップを提示された回答者の割合は67.4%でした。この3年間で最も高い数字です(2020年は60%弱、2021年は53%でした)。

昇給幅は5%以上という人が大半(64.5%)でした。これも、この三年間で最も高い数字です。2020年は34%、2021年は56.5%でした。

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今後12か月の経済の見通しについては、「どちらともいえない」「暗い」という意見が目立ちます。

まとめ

新型コロナウイルス禍にも関わらず、2021年~2022年の金融市場は活況で、多くの金融機関の決算は良好でした。

こうした動向を踏まえれば、ボーナスが上昇傾向にあるのは驚くにあたらないでしょう。より多くの金融人材が、より多額のボーナスを手にしているだけでなく、基本給アップも提示されています。

しかし直近ではウクライナ危機もあり、経済成長率が鈍るとの予測から、多くの金融業界関係者は景気の見通しは楽観できないと感じているようです。現在のところ採用への影響はほとんどなく、金融業界の求人数は安定しています。多くの金融機関がほぼ全部署で採用を続けていますが、今後の動きは注目に値します。

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